Laligurans mountaineering club

敬老の日の3連休を使って折立～室堂まで歩いて来ました。 月曜日まで予備日として取ってあったので、最後の１泊2日はのんびりした山の時間を過ごしてきました。 五光岩近辺より来た道を振り返って。登り始めた頃は景色も何もないほどのガスっぷりでしたが、徐々にそれも取れ、有峰湖、白山も見えるようになりました。 太郎平小屋までもう少し。見えるけどなかなか着かない… 太郎平より、これから進む薬師岳。しばらくは木道歩き。 小屋に着いた頃にはすっかりガスの中。 小屋での数時間の昼寝から目を覚まし、外に出てみると うねるような雲海が広がっていました。 雲海の反対側にはすっきり黒部と槍穂高。 2日目が長丁場なので、4時半に小屋を出発。北薬師岳近辺で日の出を迎えました。 富士山～槍穂高のシルエットがとっても綺麗で見とれてしまいました。 しかし、足元に目を向けると熊の糞を数カ所で発見。一つは割とフレッシュそうなものでしたので、 熊鈴を大げさに鳴らしながら歩きました。 スゴ乗越手前の間山で、雷鳥６羽が砂浴びをしていました。ちょうど登山道の真ん中でしたので、驚かせるのが可哀想と思いしばらくじっと見て待っていましたが、なかなか終わる気配はみせないので、そーっと横を通らせてもらいました。逃げる素振りもなく、一心不乱に砂浴びを続けていました。 スゴ乗越手前からこれからの下り、そして大きな登り返しを望む。中央に落ち込んだところからY字に伸びる稜線を一度右側に登り、ピーク手前で左の越中沢岳へと下って登り返すというルートです。 五色ヶ原まではスゴの頭、越中沢岳、鳶山という３つのピークを越えていきます。 今回の山行の核心でした… 途中で白目をむきながらなんと鳶山を越え、五色ヶ原山荘へと続く木道を歩く。 しかし、なかなか着かない。 そして、途中のチングルマに癒やされる。 ３日目はのんびり日程なので、５時起床。 オリオン座が見えていました。 小屋の前で、コーヒーを飲みながらご来光を眺める、贅沢な時間でした。 朝日はスバリ近辺から。 のんびり準備をして６時頃に出発。 いつまででも眺めていたいような五色ヶ原の風景でした。 ザラ峠から獅子ヶ岳を登り返してからの大パノラマ。 ふわふわのチングルマも気持ちよさそうでした。                        3日間とも天気に恵まれ、気持ち良い山歩きでした。 熊に会わ