GWの蓼科山

5/2に北八ヶ岳の蓼科山に行ってきました。
南八ヶ岳には何度も行ったことがありますが、北八ヶ岳にはほとんど行ったことがなく、初めての蓼科山です。

女神茶屋から蓼科山を往復するだけでは物足りないので、折角なので竜源橋に車を停めて、天祥寺原と大河原峠を経由して北東斜面から蓼科山に登り、女神茶屋に下山することにしました。
南西側から見る限り雪はついてませんが、念の為雪山装備をザックに入れて出発しました。

竜源橋には車が数台停められるスペースがありました。

竜源橋からしばらくは静かな樹林帯が続きます。ところどころに残雪がありました。

樹林帯を抜けると、天祥寺原という湿地帯に出ます。雲一つない青空の下、新緑の広々とした笹原に自分一人。ウグイスの声だけが響き渡ります。最高の気分でした。


これでは雪山の装備は不要だったなと思っていたら、大河原峠からは雪がしっかり残ってました。大河原峠でスパッツを付けて、前掛山への斜面に取り付きました。
この時期に大河原峠から蓼科山に登る人はあまりいないようでした。おそらく数日前のトレースが一つだけ。

前掛山から蓼科山を見ると、真っ白でした。蓼科山の北東斜面は雪に覆われています。

山頂付近にある蓼科山荘の前で今日初めて登山者に会いました。天祥寺原から蓼科山荘へ直接上がるルートの方がポピュラーなルートのようです。
頂上直下の最後の数十メートルだけアイゼンを装着しました。あっという間に山頂に到着です。
山頂は広々としていて、女神茶屋側から登ってきた登山者がたくさんいました。

山頂から望む南八ヶ岳方面。うーん、美しい。
雪化粧の赤岳を目にすると、南北に連なる八ヶ岳の雄大さを感じます。

山頂には360度の絶景が広がっていました。北中南アルプスの山々の眺めが素晴らしく、登ってきた甲斐がありました。爽快です!!

女神茶屋への下山道は、家族連れのハイカーが多かったです。残雪はほとんどなく、ポカポカ陽気で完全にハイキング気分です。山頂から1時間ほどで女神茶屋に到着。
雪に覆われた北東側と、穏やかなハイキングコースの南西側のギャップが凄いです。

往復5時間ほどでしたが、春の陽気と新緑の緑に癒されました。残雪が楽しめるこの時期にまた足を運ぼうと思います。

竜源橋(5:45)-天祥寺原(7:00)-大河原苑地(7:45)-蓼科荘(8:45)-蓼科山山頂(9:10-9:35)-女神登山口(10:40)-竜源橋(10:50)

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