岩手山(2012年3月)
SH@盛岡です(SHさんとは別人).3月16日から18日に2泊で岩手山に登ってきました.3月の岩手山は2度目です.初日は晴れていましたが,昼ごろから薄曇りに変わり,最高の天気というわけにはいきませんでした.それでも,悪いほうではありません.
5年前の同時期に来たときは車で馬返し登山口の200m手前まで入れたのですが,今回は県道との分岐点付近から歩く必要がありました.登山口まで1時間近くかかるのでおもしろくありませんが,今の季節4時間もかけて登山口まで歩かないといけない早池峰山に比べればたいしたことはありません.
六合目の目印,御蔵石です.急な斜面に引っかかっているので東日本大震災のとき落ちたのではないかと思っていましたが,そういうことはありませんでした.その前の岩手宮城内陸地震のときは大きな塊が割れて形が変わりました.
5年前の同時期に来たときは車で馬返し登山口の200m手前まで入れたのですが,今回は県道との分岐点付近から歩く必要がありました.登山口まで1時間近くかかるのでおもしろくありませんが,今の季節4時間もかけて登山口まで歩かないといけない早池峰山に比べればたいしたことはありません.
六合目の目印,御蔵石です.急な斜面に引っかかっているので東日本大震災のとき落ちたのではないかと思っていましたが,そういうことはありませんでした.その前の岩手宮城内陸地震のときは大きな塊が割れて形が変わりました.
七合目の手前で見たシュカブラです.
火山性ガスが噴出しているところです.こういうところがあちこちにあります.岩手山は活火山なのです.数年前まで,火山活動が活発だったため何年間か登山禁止になっていました.火山活動の成り行きによっては,またいつそういうことにならないとも限りません.
山頂です.以前はここに「岩手山」と書いた立て札があったのですが,今年1月に来たとき無くなっていました.風で吹き飛ばされたのでしょう.向こうのほうに見えているのは早池峰山です.早池峰山には2週間前に登ったので,手を振って挨拶しておきました(観客のいない一人芝居).
不動平(九合目)避難小屋です.計画ではこの小屋を使うつもりでしたが,見に行くと冬用出入口を開くことができませんでした.どうやら,吹き込んだ雪が中で固まっているようです.そこで,いつものように八合目の小屋を使うことにしました.どちらにしろ一人暮らしなのでどちらでもかまわないのですが.
最終日(18日)は日の出の時刻にはまだガスでしたが,下山しようと出発してしばらくしたら晴れてきました.これ幸いとカメラを持ってあたりを歩き回りました. これは八合目には珍しい樹氷です.外輪山の南西斜面へ行けば,条件によっては樹氷群が見られますが,今回は行きませんでした.
さて,こうして天気が良かったのもこのあたりだけで,六合目以下は濃いガスの中でした.とくに六合目と五合目の間はルートがわかりにくいので勘と経験が試されました.そろそろ五合目かな~と思ってGPSを見たら目標から50mほどの場所だったのでまあまあの成績です.いつもこうだと良いのですが....
今回は下りのとき一合目で大学生パーティとすれ違った以外,登山者と会いませんでした.こんな良い山を独り占めできるというのは幸せなことです.また登ります.
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