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7月, 2012の投稿を表示しています

7月15-16日 小川山マルチピッチ

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土日の天気がおもわしくなかったので小川山に行き先を変更して、烏帽子岩左稜線とガマルートに登ってきました 7月15日 烏帽子岩左稜線をのぼる。10時に登攀開始し17時に2ピッチを残し下る 7月16日 ガマスラブで2本ほど練習したのちガマルートに取り付く、終了後スラブ状岸壁でショートルート 烏帽子岩左稜線1P目 烏帽子岩左稜線3P目 烏帽子岩左稜線4P目 難所のトラバース 翌日登ったガマルートが見える 高度感のある稜線 稜線をたどる クラックにトライ 17日はガマルート むずかしい部分はA0とpassで早々と終了点 終了点裏側から2ピッチの懸垂下降 スラブ状岸壁で練習

7月9日ー12日、穂高の高山植物

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 山岳部の後輩で植物生態学専攻の学生Nさんから誘われ夏山シーズン直前の穂高連峰に高山植物を楽しみに出かけました。  今年は3月の豪雪、5月の不順な天候の影響で残雪が例年になく多く、前穂、奥穂間の吊尾根上の雪渓トラバースを想定し10本爪のアイゼンを携行しました。  7月9日、松本から昔懐かしい松本電鉄、新島々からバスを乗り継いで午後3時前に上高地着。月曜日でもあり観光客はそれほどでもない。河童橋を渡って明神池への道をたどる。久しぶりの山の霊気に触れ岳沢小屋までのゆっくりした登りを楽しむ。  翌7月10日と11日は梅雨前線が南下したせいで梅雨の合間の絶好の天候に恵まれる。主目的の高山植物の生態観察に集中し登山としては実にゆっくりしたペースで進む。長い登山経験の中でもこれほど途中の自然観察に時間を費やして楽しんだのは初めてである。いつもは緊張する滝谷を見ながらの北穂への稜線も微風快晴、観察する花々に癒されつつ至福の一時を過ごす。人気のない北穂高山頂では昼寝まで楽しむ事が出来た。  夜半から雨となり翌7月12日はガスと強い雨の中での下山となった。それでも雪の消えたザイテングラートでは雨に濡れるイワカガミ、ハクサンイチゲらのけなげな姿に見飽きることがない。濡れて立ち寄った涸沢小屋では小屋番の青年とNさんに共通の友人がいる事が分かりしばらく話しこむ。涸沢のテントサイトはまだ全面残雪で覆われていた。人影もない。来週からの本格的な夏山シーズンに備え小屋の修復に忙しいようだ。上高地までのいつものながい単調な歩きののち午後3時にバスターミナルに到着、何とかその日中に帰宅することができた。  以下は素人ながら確認できた高山植物です。全て標高2400米以上の重太郎新道から涸沢までの間で撮影したものです(撮影順に掲載)。 ギンリョウソウ  ゴゼンタチバナ  ミヤマカラマツ  ハクサンイチゲ  コケモモ?  イワツメクサ  ミヤマキンバイ イワカガミ  ショウジョウバカマ  コメバツガザクラ  イワウメ ミヤマシオガマ  ハクサンイチゲの芽 クモマスミレ タカネヤハズハハコ  イワベンケイ  シコタンソウ  ツガザクラ  シャクナゲ  エンレイソウ キヌガサソウ

6/30 那珂川水系 苦土川 井戸沢 沢登り

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梅雨の晴れ間を狙って、那須の沢登りに出かけました。 メンバーはNとHの2名 つくば5時出発 深山ダムの奥に車を止めて、出発が7時50分 林道を少し歩いて、三斗小屋跡に9時 神社やお墓があって、ここに昔集落があったようだ。  三斗小屋跡の原っぱ  取り付きに9時10分到着。 準備をして9時30沢登り開始です。  井戸沢出会いこのすぐ先が井戸沢  ここから少し行った先の左にある涸れた沢を登っていく。 木でできた堰、超えるのにちょっと時間がかかった。  堰が最初にあって、下調べでは書かれてなかったのでちょっと心配になる。あとで分かったが数年前に作られて模様です。 最初の滝 15mの滝上から、ここは左岸から巻く 頑張るN氏 更に頑張るN氏 ここは右岸の水流すぐ横から登る。 上部の階段状の滝、快適に登れる。 終盤近く この先の左に踏み跡があるのでそれを登る。 稜線間近 稜線から眺める那須岳 峠沢横の登山道への分岐 標識がちゃんとあった。 渡渉を3回繰り返す、最後は靴を脱いで渡る。 井戸沢は途中、3回ほどロープを出したが、難しい箇所はなく快適に登れました。 明るく綺麗でちょっと出かけるには手頃な沢ですね。 秋の紅葉時期に行ってみたい沢だと思いました。