八ヶ岳(真教寺尾根～県界尾根)

6/28の梅雨の晴れ間に八ヶ岳に行ってきました。
この春に天狗尾根から赤岳に登ったときに、隣に伸びる真教寺尾根が気になっていました。その真教寺尾根から赤岳に登って、阿弥陀岳を往復し、県界尾根から下ることにしました。

つくばの自宅を1:30に出発し、美しの森の市営駐車場に着いたのが、4:30頃。駐車場には車が2台停まっていましたが、近くで朝焼けの八ヶ岳を撮影していた方の車だったようで、登山者は私が一番乗りだったようです。

美しの森から赤岳の稜線に出るまで誰に会うこともなく、静かな山歩きを楽しみました。
ときどきカッコウやウグイスの声が聞こえて、赤岳まであっという間でした。
赤岳までは特に危険なところや迷いやすいところはありませんでした。
ただ、日当たりが良い稜線では小さい羽虫にたかられました。まあ、ブヨや蚊よりずっとましです。

美しの森からの赤岳。けっこう遠くに見えますが、実際はそれ程でもないです。

赤岳を見上げると。。。青い空がとてもきれいでした。


この春に登った天狗尾根です。雪があるときとないときでは景色が全く違います。
天狗尾根を赤岳の稜線上に出たところから見下ろすと。いいですね。また歩きたいです。

約4時間で赤岳の頂上に着きました。こんなに晴れている赤岳の頂上は初めてです。でも、だんだん雲が。。。
この後、余裕があったので、阿弥陀岳を往復しました。赤岳と阿弥陀岳の間は、それ程たいしたことないようで、結構体力を使ってしまい、ちょっとへとへとになりました。
阿弥陀岳を往復するころには、人が増え始めました。皆さん美濃戸口から登って来ており、真教寺尾根や県界尾根や権現岳の方から登る人はほとんどいないようです。

横岳や硫黄岳を見ると、だんだん雲が。。。

赤岳で少し休んでから、県界尾根から下りました。県界尾根の下りの最初の方は鎖場の連続で、結構注意深く下りました。しばらく下ると、緩やかな稜線になって、木々の間を縫うように楽しく下ることができました。
途中、清里への分岐を勘違いして引き返したときに、地元山梨から来た登山者の方に道を尋ねて、その後しばらくその方と一緒に歩きました。
県界尾根は、登山口から駐車場までが結構長い道のりでした。
美しの森の市営駐車場に戻ると、観光バスが何台も停まって、人があふれていて、朝とは一変観光地と化していました。


朝出発してから約9時間半、たっぷり八ヶ岳を満喫しました。美濃戸口とは違い、美しの森側から登ると静かな尾根歩きが楽しめますね。
今年は春に天狗尾根から赤岳を登ったので、次は秋くらいに権現岳あたりをゆっくりと登りたいな。


美しの森駐車場(4:55)-スキー場(6:00)-賽の河原(6:05)-牛首山(6:50)-赤岳(8:55)-中岳のコル(9:45)-阿弥陀岳(10:15)-中岳のコル(10:40)-赤岳(11:30)-スキー場ゲート(14:05)-美しの森駐車場(14:30)