10月2-3日 谷川岳

谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳にいってきました。
メンバーはNさん,Yさん,Kさん,IHの4人です。

つくばに3時集合。
太田桐生から高速を使って6時15分に土合に到着。
7時出発に土合駅を出発しました。

西黒尾根から登る計画だったものの,
地図とガイドブックに載っていた(楽な?)登山口が見当たらず,
結局マチガ沢の巌剛新道から登ることに。

最初の休憩を展望台でと考えて進むがなかなか現れず,
結局展望台数十メートル手前で力尽きて休憩。
この最初のふんばりが後々ボディーブローのように効いてきた気も,,。
後ろからものすごいハイテンションでついてくる女性3人組に
こちらの元気まで吸い取られてしまったのかも知れません,,。

西黒尾根と合流するラクダのコルに9時55分到着。
ここから一気に登山者が増え,中高年の大パーティーも長蛇の列をつくって大騒ぎ。

朝は抜けるような青空だったのが,
登り始めると山頂付近がガスで見えなくなり,
稜線に出て気づけばあたりは真っ白け。
テンションもいまひとつあがりません。

谷川岳トマノ耳(11:55着)もオキノ耳(12:30着)も,
団体様と一緒になってしまい,ものすごい人人人,,。
写真もそこそこにさっさと次をめざします。

この頃から時折さっとガスが晴れて,日が差すことも。
すると見事な紅葉が目の前に現れ!!
赤,緑,黄色,きみどり,オレンジ,茶色,紫・・・。
「こんなに色ってあったんだ!」と思えるほどの色の競演。
光に照らされた緑に輝く笹が,風に吹かれて波のように踊ってたり。
来てよかった。
あまりに3人が写真ばかり撮って前に進まないもので,
Nさんが「目で見ようよ」とぴしゃり。
確かに。
まずは今見えているものを生で見て楽しまなくちゃ。

ノゾキからは一ノ倉沢がきれいに見えて,
たくさんのクライマーたちが声を掛け合いながら登ってきていました。
いつかは自分も?

山頂付近の大渋滞と紅葉を愛でるのに時間を費やし,かなりペースダウン。
一ノ倉岳は1時30分ごろ到着。
一ノ倉避難小屋は大きなドラム缶をひっくり返したようなもの。
地図には1~2人と書いてあるが,4人ぐらいはなんとかなりそう。
でも,床板(?)が抜けているところもあり,寝心地は???

茂蔵岳には2時到着。
茂倉避難小屋には2時10分到着。
避難小屋とは思えないほどのきれいさと,トイレも含めた設備。
これまた地図には15人と書いてあるものの,詰めればその倍は泊まれそう。
実際,夕方までに次々と宿泊者がやってきて,総勢20数名まで増えました。
外には1~2名用テントが2張り張られていました。
テントを張るスペースはあるにはあるものの,大きめのテントは難しく,
また張れても5張り程度と思われました。

2日目は武能岳・蓬峠を経て蓬新道から下山の予定でしたが,
天気予報では午前中からくずれると言っており,
かなり強い風も吹いていたことから,茂蔵新道より下山に変更。
6時過ぎに出発。
強風とそれによる寒さで少し難儀したものの,9時半には土樽駅に到着。
万太郎山付近では,ものすごい雲が滝のように渦巻いて流れていて,
体調を崩しながらも谷川岳に向かって行ったパーティーを心配しつつ
10時過ぎに遅れてやってきた上越線にゆられて土合駅にもどってきました。
最後は観光で、日本一のモグラの駅までお散歩。

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