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7/16~18 剱岳・立山 報告その1

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7月15日 21:30つくば発 三連休での高速道路の渋滞と立山駅前の駐車場の混雑を心配して、早めの出発。 メンバーは、SA嬢とKY氏+自分の3名。 山行テーマは新入2名だけでテント山行ができるかのチェック。 当然、2パーティー分の装備を持つことになる。 自分は単独行者のようなものだが、行動は勿論一緒。 7月16日 メンバー3人で運転を交代しながら、4時に立山駅前駐車場着 ケーブルカー、バスを乗り継いで、いつもの時間に室堂着。 お天気は予想通り、快晴。これもいつも通り。 いつもは8月に訪れているので、残雪の多さにびっくり。この時期の例年より多いとのこと。 室堂から下って、雷鳥沢に到着。ここから雷鳥坂の始まりだが、いつも下った分だけ損した感じがする。 寝不足でのそこそこの登り、いつもへろへろになるところだ。 高度を上げ、室堂が小さく見えると、剱御前小屋(別山乗越)に着く。 真正面に剱岳を仰ぎ、今年も来ましたよという感じ。 眼下の三田平(剱沢テントサイト)は、半分くらい残雪に埋まっている。 本当に雪が多いのを実感する。 テント場に着いて、早速テント設営。 ここからは別行動。彼ら2名でテント設営を行う。 夕方、周りに目をやると、テントがびっしりと立っている。 三連休で快晴だったら、こんなもんでしょう。翌日の登山道の渋滞を覚悟する。 7月14日 4時過ぎに出発。 剣山荘でご来光を迎える。いつ見ても良い景色だ。 新人両名は、クサリ場のクサリも使わず、良い感じで登ってくる。 予想通り、カニのタテバイで渋滞。待つこと1時間。 我がパーティーは何事もなく通過。早月尾根分岐の指導標を見上げながら高度を稼ぎ頂上到着。 休む前に記念撮影を済ます。 約1時間頂上ですごし、下山開始。 やはり、カニのヨコバイで渋滞。今度は全然列が動かない。 高度感があって、怖いんだろうなと思いつつ、我がパーティーも取り付く。 スリングテープとカラビナでセルフビレイをとっているので、お互いに安心。 14時にテントサイトに到着。お疲れ様でした。 翌日のルートは、剱御前に6時までに到着できたら、立山経由と決める。 7月18日 自分は3時前に目が覚め、4時にほぼ撤収が完了。 3時に起きた両名は、一生懸命撤収に取りかかっている。 4:30パッキングも終えて、出発ができた。起床から1時間半での撤収はたいしたもんだ。 剱御前

7/16~18 黒部 赤木沢

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海の日の3連休を利用して、黒部の赤木沢に行ってきました。 1日目 つくばを前夜10時半に出発し、有峰有料道路のゲートに4時に到着。6時の開門を仮眠しながら待つ。 7:10、折立から太郎平に向けて登り始める。朝からとても暑かった。最初は樹林帯で日差しを遮ることができたが、森林限界を越え、木道の長い道に入るともう耐えられない。とても北アルプスとは思えなかった。                  暑い! 11:50、太郎平小屋に到着。薬師峠TSへは後20分くらい歩かないといけないが、たまらずみんなビールを買って飲み干す。ここで、テントを張ってから飲むビールも買うべきだった。 2日目 3:40、TS出発。薬師沢小屋で準備をして6:20入渓。さすが黒部の沢だ。水が冷たい。膝くらいの深さの渡渉とへつりを繰り返しながら遡上する。ときどき流れに足をさらわれたり、岩で滑って全身びしょぬれになる。歯ががちがち鳴ってきた。               薬師沢降り口                薬師沢入渓点                う~っ。。冷た~い 8:00、ようやく赤木沢出合に到着。ここからが本番だ。今日も快晴。太陽がまぶしく輝いている。空は真っ青、水は透明で、ところどころエメラルドグリーンに光っている。なんてきれいなんだろう。なんて明るいんだろう。凍っていた身体も解けてきた。                 赤木沢出合 階段状の滝やなめ滝をどんどん登っていく。ところどころ足が川底に届かない場所があったが、身体が沈む前に向こう岸へ着いてしまおうと‘犬かき’で進む。水の冷たさにも慣れてきた。                   なめ滝                 滝の横を登る     高巻きしている人たちを横目に中央突破しているH氏          どこまでも続く青い空と澄み切った沢の水 10:40、30mの大滝に到着。水がすごい勢いで吹きだしている。霧状のしぶきが気持ちいい。岩はほとんどが逆層で、数か所ルンゼが見えたが、とても登れそうにない。滝の右側を高巻きした。                    大滝 12:40、大滝から右股に入って、源流にたどりつく。源流ってどんなところだろうとずーっと思っていたが、唐突に土の中から水が沁み出してくる。