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4月, 2008の投稿を表示しています

春の八ヶ岳天狗尾根

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4/20に八ヶ岳の天狗尾根に行ってきました。 つくばを19日の晩に発って、美しの森の駐車場に2時ごろ到着しました。駐車場から出合小屋までは比較的平坦な道のりが続きます。 雪は程良くしまっていて、歩きやすかったです。一部スノーシューのトレースがありましたが、わかんなしでも問題ありませんでした。 一部ロープを出した箇所もありましたが、岩を巻いたりしたので、特に危険はありませんでした。天候には恵まれたのですが、ガスが抜け切れずに眺望はあまり良くなかったです。 天狗尾根を越えて後ろを振り返ると。。 多少ガスが晴れたとき。あの向こうに赤岳があるはず。。 一応昼までに稜線にでなければ、赤岳はあきらめると決めていましたが、12時ちょうどに稜線にでました。もちろん赤岳に行きました。赤岳登頂後、稜線を戻り、ツルネを経て出合小屋まで下りました。出合小屋に着いたのが18時ごろ、だんだん薄暗くなり始めていました。結局、真っ暗になった20時に駐車場に戻りました。計16時間の行程でした。 寝不足の為か、しばらくブランクがあるためか、私はずっとヘロヘロの状態でした。常にリーダーのMさんの少し後ろを遅れ気味についていくのがやっとでした。もう少し元気があれば、もっと時間は短縮できたのでしょうが。。自分の不甲斐なさを痛感した山行でした。 近くの浴場に行ってから、ファミレスで食事して、23時半に韮崎を出ました。自宅に着いたのが、午前2時半。本当に疲れました。 美し森駐車場(4:10)-出合小屋(6:00)-小天狗?(9:05)-天狗尾根と稜線の分岐(12:00)-赤岳山頂(13:00)-分岐(13:40)-ツルネ(15:30)-出合小屋(18:00)-駐車場(20:00)

八幡平で残雪を楽しむ

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 2008年4月19-20日,八幡平へ行ってきました.今年最初です.八幡平の登山口に通じる道路アスピーテラインは冬期閉鎖されます.いつもは連休直前に閉鎖解除されるようですが,今年は一週間早く,18日に解除されました.  アスピーテラインの途中に源太岩というところがあり,昨年は5月でも4mほどの雪の壁だったのに,19日に通ったときはその半分もありませんでした.今年は雪が少ないのか,と思いましたが,さらに登るとそこそこの雪が出てきました.それでも,例年よりは少ないのかもしれません(昨年しか知らないのでわからない).  今回の特記事項は強風です.駐車場から小屋に向かう途中,何度も風に押し戻されて立ち往生しました.今の季節だからまだいいけれど,これが冬だったらそうとう厳しいと思いました.ラジオの音が風にかき消されて熊避けの用をなさないので,熊撃退スプレーを首から提げて歩きました.15時半に小屋に着きました.  元の予定では小屋に着いてから周辺を散策するはずでしたが,強風に加えて霧も出ているので出歩く気にならず,窓から外を見て暇つぶしをしていました.  20日は晴れました.ものすごく霞んでいましたが,岩手山も見えました.しかし,風は収まりません.ちょっとがっかりでしたが,山頂だけは踏んでおこうとサブザックで出かけました. 山頂へ向かう途中,陵雲荘(無人小屋)を振り返ったところ  雪は締まっていましたが,踏み抜いて膝まで潜ってしまうようなところも多く,スノーシューを持ってこなかったのを後悔しました.新しい足跡は見当たらず,誰にも会いませんでした. 山頂の展望台.高さ3m程度ある展望台がちょうど埋まっていた 陵雲荘を八幡沼の対岸から見たところ.沼は前面雪で覆われていた アスピーテラインの雪の壁  八幡平は連休前後にもう一度行きたいと思います.できれば風の弱いときに (^^;

登山用ストーブの今昔

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最初に買ったストーブはフォエブスです.古い人の中には登山用ストーブのことを「ブス」と呼ぶ人があると思います.その語源になったほど,当時たいへん普及した製品です.元はオーストリア製なんですが,私が買ったのはたぶん東南アジア某国へ工場を移した直後だったため性能が安定せず,困りました.それで,1977年にColeman Peak Iに買い換えました.残念ながらフォエブスはもう捨ててしまい,写真もありません. Peak Iはフォエブスより小型であり,余熱が簡単で,少し便利でした.ところが,どこからか燃料が漏れて火ダルマとなり,あわや大惨事ということが少なくとも2度ありました.そのため,1985年にEPIガスへ乗り換えました.ガスは燃費が高いですが,軽いうえに扱いがたいへん便利なので,とくに単独行のときはそのありがたさが身にしみました. EPIガスのバーナーには各種タイプがあります.私のはBACK-PAKKER(PACKERではない)という比較的初期の品物で,EPIガスの中ではコンパクトなほうです.ケースの蓋が風防兼汁受けになっていますが,ほとんど使ったことがありません. その後,さらに軽くてコンパクトなSnow Peak Giga Power Stoveに替えて現在に至ります.