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5月, 2009の投稿を表示しています

GWの蓼科山

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5/2に北八ヶ岳の蓼科山に行ってきました。 南八ヶ岳には何度も行ったことがありますが、北八ヶ岳にはほとんど行ったことがなく、初めての蓼科山です。 女神茶屋から蓼科山を往復するだけでは物足りないので、折角なので竜源橋に車を停めて、天祥寺原と大河原峠を経由して北東斜面から蓼科山に登り、女神茶屋に下山することにしました。 南西側から見る限り雪はついてませんが、念の為雪山装備をザックに入れて出発しました。 竜源橋には車が数台停められるスペースがありました。 竜源橋からしばらくは静かな樹林帯が続きます。ところどころに残雪がありました。 樹林帯を抜けると、天祥寺原という湿地帯に出ます。雲一つない青空の下、新緑の広々とした笹原に自分一人。ウグイスの声だけが響き渡ります。最高の気分でした。 これでは雪山の装備は不要だったなと思っていたら、大河原峠からは雪がしっかり残ってました。大河原峠でスパッツを付けて、前掛山への斜面に取り付きました。 この時期に大河原峠から蓼科山に登る人はあまりいないようでした。おそらく数日前のトレースが一つだけ。 前掛山から蓼科山を見ると、真っ白でした。蓼科山の北東斜面は雪に覆われています。 山頂付近にある蓼科山荘の前で今日初めて登山者に会いました。天祥寺原から蓼科山荘へ直接上がるルートの方がポピュラーなルートのようです。 頂上直下の最後の数十メートルだけアイゼンを装着しました。あっという間に山頂に到着です。 山頂は広々としていて、女神茶屋側から登ってきた登山者がたくさんいました。 山頂から望む南八ヶ岳方面。うーん、美しい。 雪化粧の赤岳を目にすると、南北に連なる八ヶ岳の雄大さを感じます。 山頂には360度の絶景が広がっていました。北中南アルプスの山々の眺めが素晴らしく、登ってきた甲斐がありました。爽快です!! 女神茶屋への下山道は、家族連れのハイカーが多かったです。残雪はほとんどなく、ポカポカ陽気で完全にハイキング気分です。山頂から1時間ほどで女神茶屋に到着。 雪に覆われた北東側と、穏やかなハイキングコースの南西側のギャップが凄いです。 往復5時間ほどでしたが、春の陽気と新緑の緑に癒されました。残雪が楽しめるこの時期にまた足を運ぼうと思います。 竜源橋(5:45)-天祥寺原(7:00)-大河原苑地(7:45)-蓼科荘(8:45)-蓼科山山頂(9:10-9:3

5月9日 富士山

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GWの後半、天気もよくなるようだったので富士山に登ってきました。 ルートは河口湖5合目からの一番メジャーなルートをとりました。 4時より登りはじめたのですが、その時間から登る人はだれもいない状態でした。 雪の状態は、それまで4日間天候が悪かったので硬い雪の上に新雪が積もっていました。 なので雪質はかなり悪く歩きづらく3000mすぎたあたりから頂上までは、ずっとキックステップで登らなければならない状態でした。 かなりへばりながら山頂に着いたのが10時。 へろへろ状態なのでお鉢めぐりはあきらめました。 昨年の同時期にIさんは4時間で登っているのはすごいです。 富士山は実は初めてなので1時間ほどゆっくり頂上での景色を眺めながら 昼食をとりました。下を見ると登ってくる人が結構います。ざっと20名ほどでしょうか。 半分くらいはスキーを持っていました。 下山は気温がぐんぐん上がってきたため雪はかなりくさってきました。 足がしょっちゅう雪に埋もれてしまい歩きづらい。 下山は3時間かけてもとの5合目まで戻ってきました。 とても疲れた山行となりました。

北アルプス 五竜岳

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5/2~5/4にかけて北アルプス五竜岳の雪稜バリエーション登攀に行ってきました. この山行は,労山茨城県連救助隊の有志が中心となって企画されたもので,ラリグラスからITさんJさん夫妻,Hさん,最近ビスターリから合流したNさん,私のほか,日立市の山岳会「HCのんびり」のTさん,Sさん,Nさんの8人が参加しました. 当初の計画では5/5下山でしたが,状況判断により一日短縮しました. 5/2 アプローチ 天気は快晴.早朝,白馬五竜スキー場の駐車場に待ち合わせ,8:15分発のゴンドラ「テレキャビン」でスキー場の最上部まで上がり,遠見尾根をラリグラスのテント組は西遠見山の幕営地まで,「のんびり」の3人は五竜小屋を目指した. 久々の幕営装備,しかも8年ぶりの20キロ越えの荷物が肩と背中の筋肉にこたえた.遠見尾根からは白馬岳から鹿島槍ヶ岳にかけての稜線が壮観だった.13時過ぎ,西遠見山手前のコル状の平坦な場所を幕営地とした.当然水場はないが,幸いなことに前の週末に新雪が降ったため,きれいな水を手に入れることができた. 5/3 G0稜登攀 朝早くは青空が見えたが,その後は曇り.5時半に幕営地に集合し,急斜面をトラバース,降下しシラタケ沢に下りた.一部,落ちたらタダでは済まないところはロープをフィックスして通過した. 右写真にあるように,8時ごろ,稜線の左側(正面からは右)の岩の下部を取り付きとして登攀を開始した.システムはこうだ.ロープは9mm×50mのものが3本あり,ITさんが終始リードし,2番目にTさんが2本目のロープを引き,下のメンバーに指示を出す.そして私が2本目のロープで確保されつつ3本目のロープを引く,その間ユマールをもった4人がそれぞれフィックスされた2,3本目のロープで登る.そして最後にHさんが中間支点を回収する.上部ではダケカンバやハイマツから確保・中間支点をとれたが,下部ではピッケルを支点にした肩絡み確保だった.本来は2つのパーティに分けたほうが速いが,リードできる十分な技量をもったメンバーがITさん,Tさんの二人であり,しかもルート経験者がTさんのみであるため,この8人編成は仕方ないだろう. 写真で見るルートのちょうど真ん中あたりが最も急な箇所であり,45度程度だった.傾斜もあるが,横がちょっとしたリッジになっており,なかなか高度感があった.ここではすでに雪が