12月26-27日 日光男体山

 昨年のリベンジを図るOさんと先輩のYさんの呼びかけに6名が応じ、総勢8名で日光男体山に行ってきました。
1日目:つくばを6時前に出発、高速組と下道組の二手に分かれて中禅寺湖に向かいました。8時半・9時に到着。湖畔で朝食のはずがどこも店は開いていず、そのまま三本松に。温かい朝食はあきらめていたのですが、店の親父は「どうぞ、どうぞ」と温かく迎えてくれました。温かいそばやカレーを食し、準備をして、10時半に志津小屋に向けて出発。 天気は快晴!風もなく最高の登山日和。志津小屋までは林道歩き。積雪は20~30cmほどあるものの、ラッキーなことに車が数台通った轍があって、そこをいいペースで進めました。3時間ほどで小屋に到着。

 小屋は丸太小屋に2階が付け足されたようで、立派なものです。1階には6畳ほどの板間が4つ、2階は・・・見に行かなかった、、、。布団まで何組か置いてありました。1階の2箇所にテントを張った後、2時ごろ明日の偵察に出発。 踏みあとはなく、明日楽をするためにラッセルしておこうと、二人がワカンを履いて先行してくれました。午後になっても風はなくおだやかな天気で、3時前には3合目まで到達し、戻ってきました。 
 その後は快適な山小屋でのんびり夕食、夜はOさんとYさんが持ってきてくれたお酒を飲みながら、山の話に花が咲きました。星と月がとてもきれいな夜でした。
2日目:5時起床。ゆっくり朝食をとり、準備をして6時半に出発。冷え込みもきびしくなく、2日目もとてもいい天気でした。初日に道をつけておいた3合目まではすいすいいきましたが、その先は雪も深く少しペースダウン。雪山初心者の私は人の後であっても付いていくのがやっと。途中、トップでラッセルを経験させてもらいました。が、一歩踏み出すごとに膝上までもぐり、さらに次の一歩を踏み出そうとしても雪がサラサラと崩れるばかりでまったく前に進めない、、。あえなく数十メートルで交代、、、。トップでのラッセルの苦労を身にしみて感じました。 後半は、ワカンを付けていないのになぜかもぐらずにトップでスイスイと進む最年少Iさんにひっぱられるように登りました。先行者の踏みあとを踏んでいるのに、ずぶずぶと私だけ足がもぐっていくのはどうしてだろう?雪山は体力勝負なのだと実感。
 志津小屋を出発して4時間、10時半に登頂。360度の大パノラマ。一番の驚きは、筑波山が「何千メートル峰?」と思わせるほどの存在感で、見事な姿を雲の上に見せていたこと。ほんと、富士山より存在感があった。 30分ほどして11時前に下山開始。8人が登ってきて踏みあともばっちり。すべるように下ります。4時間かけて登ってきたところを、無休憩で1時間20分でさっさと志津小屋まで下りてきてしまいました。いやぁ、膝に負担のかからない下山っていいですね。
 小屋のテントを撤収して、13時に三本松に向けて出発。車がまた通ったのか、初日よりさらに歩きやすく、おしゃべりをしながら下ってきました。ばらけてしまったものの、15時過ぎには全員無事下山。その後湯元温泉にみんなで入りに行きました。

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