投稿

7月, 2010の投稿を表示しています

7/24-25 権現岳・編笠山

イメージ
参加メンバーはNさん・Iさん・Yさん・Kです。 梅雨明け10日!!山に行くには最高の季節です!! 7/24 2:00 つくば 発 2:00に集合。眠いなんて言いません。山ヤの朝は早いのです。 でも本当は眠いのだぁれ? 常磐道=首都高速=中央道・小淵沢IC 6:00 観音平駐車場 着 6:10 観音平駐車場 発 権現岳登山道までは八ヶ岳横断遊歩道を歩きます。整備されていて歩きやすい道です。30分程で権現岳の登山道にぶつかります。ここでちょっと一息。ここからは長い登りが始まります。 展望ゼロの樹林帯の道。登山道脇には膝丈程の笹が生い茂り道を狭くしています。けっして急ではないけれど、長い長い登り坂はじわじわと身体に効いてきます。絶妙なタイミングでリーダーの「じゃ、この辺で休憩します」のお言葉。くぅ~さすがリーダー分かってらっしゃる。 木々の背丈も低くなり、一旦道も平らになります。左手には編笠山。左前方には権現岳が望めます。そして権現と編笠の鞍部には本日のテント場の青年小屋も確認出来ます。ここは絶好の休憩ポイントです。 サッと流れる涼風に、あー気持ちいいの声。真っ青な空にハッとするほど映える深緑。緑の滑らかな稜線が今日と明日の目的地を結んでいます。こんな景色見ちゃったら断然みんなのテンションもアゲアゲです。 9:50 三ツ頭 大きな岩が積み重なっている山頂。これから向かう権現岳はもう目と鼻の先です。一旦下り、登り返します。徐々に岩の多くなる登山道、一部、鎖の設置してある岩を這い上がります。 10:50 権現岳 権現岳の山頂は岩のみ。頂上は360度の大展望。赤岳の険しい山肌もはっきり見えます。 連日猛暑の日本列島。山に吹く風は冷たいけれど、直射日光は厳しいです。日陰を探して休憩します。 青年小屋に向かって出発です。ここからは岩場と鎖の連続です。 足場は悪く触った岩は簡単に崩れてしまいます。足場の悪いトラバースもあり、慎重に足を運びます。 13:00 青年小屋 小屋の裏にテン場があります。水場は西岳方面に5分ほど行ったところです。 18:00 夕食 心配していた夕立もなく、遠雷が聞こえた程度でした。 20:30 就寝 7/25 4:30 起床 汗をかくほど暑かったテントの中とは違って、外はひんやりとしています。防寒具を着込み食事の支度です。小屋前からは雲海に浮かぶ富士山。

7月17日~19日 リベンジ:前穂北尾根 その3

イメージ
2年越しで完登しました。 昨年の海の日の3連休に女O様に従えられてワイワイ(Y.Y)はチャレンジしましたが荷物の重さに耐えられず前日の涸沢入りで力を使い果たし、断念したのです。 今年は仲間と共に行きました。 メンバーは、IT,IJ,H,L,O,N,女O様&YY 7/17(土)  今年もやってきました『平湯:アカンダナ駐車場』 いつものパターンで、徹夜状態で到着。早速、大きな荷物を抱えてシャトルバスに乗り込んで、一路上高地へ。いつもの景色とバスで爆睡のため、報告はカット。 30年ぶりの上高地にO氏は感慨深げ、身支度を整え5:50出発 横尾までは林道歩き、早朝なので観光客は少なめだが、河童橋は例外。 梓川の水量の多さにちょっとびっくり。 横尾までのかったるい林道歩きが3時間。ここから涸沢まで3時間かかる。 昨年と比べても雪が多かった。だらだらしていたら、夕立性の雨が降ってきて 慌ててテント設営をした。自分のザックをほっぽらかして、さっさとテントに 入った強者もいた。 7/18(日)2:50に涸沢出発。普段は起きていることもある時間だ。 前日、H氏が下見でルート確認してあり、尾根を回り込むようにして急登の雪渓を登っていった。 雪はコルの直下までついている。 5・6のコルで空が明るくなり、南アルプス・富士山・槍ヶ岳と今までとは違った角度から見た景色に感激。 アイゼン・ピッケルをしまい、登攀の用意をする。いよいよ出発です。 5峰の登りはやせ尾根を登っていく。頂上手前に巻き道にはいり、頂上はパス。 女O様とYYは完登しても、『前穂北尾根-1』になるかも知れない。『-1』は5峰のチョンボ分です。 ザレザレした4峰は、中途半端なトラバースでルートミス、力任せで登っていった。大いに反省。 4峰でもたもたしている間に後ろのパーティーに追い越され、3峰の取り付きはかなり待たされた。 合図が届かなくて今まで登ってきた4峰に向けて声を発し、やまびこを利用してフォロワーに伝える。 3峰の登りでザイルが屈曲して、ザイルアップに苦労した。またまた反省。 2峰の懸垂下降も難なくこなして、10時半前に前穂頂上に到着。 初めて見た北尾根からの槍・穂高は新鮮に見えた。 一般登山者ではメインルートとなる『前穂~奧穂』、消化試合のような気分で歩き始めるが、下っても下っても紀美子平に着かない。岳沢に一直線で下っ

7月17日~19日 北ア/前穂高岳北尾根

イメージ
参加者 8名 IT、J、H、L、Y、O、O氏、Ni 17日つくば前夜発(23:00)=平湯温泉=(バス)=上高地-横尾-涸沢TS(13:00) 18日TS(3:00)-五・六のコル(4:10)-前穂高岳(10:30)-奥穂高岳-白出のコル-TS(16:00) 19日TS(6:00)-横尾-上高地(11:10)=(バス)=平湯温泉=つくば 1日目 涸沢まで入る 晴れのち雨  明るくなり始めたころ平湯温泉アカンダナ駐車場に到着。始発の満席バスを見送り2番目のバスで上高地に入る。涸沢直前で雪上となったが雪も緩んでおりステップも切ってあったので歩行に支障はなかった。涸沢到着とほぼ同時に雨が降り始めあわててテントを張り逃げ込んだ。 2日目 前穂高岳北尾根 晴れ  未明にTSを出発して五・六のコルを目指す。コルのすぐ下まで雪が残っておりアイゼンもよく利いたので順調に到着、朝食をとる。 5峰は登山道のような踏み跡から始まり岩登りらしくなったところで終了。 4峰は積み木を乱雑に積み上げたような斜面。動く岩に注意しながら慎重に登る。ピークを越えて少し下ったところで3峰を見ると2組ほど待っていたのでしばらく休憩をとる。 3峰(撮影Hさん) 3峰ではロープを出す。傾斜は急になったがリードではない気安さで楽しく登れる。途中セルフをとった1mほどの岩にYさんが手をかけたところ動いたのであわててほかの岩にセルフを取り直す。 2峰は高低差少なく登り数mの懸垂下降ののち前穂高岳にあがる。3000m峰の頂上とは思えないほどの穏やかな風で好天に感謝しつつ休憩。 帰路は奥穂を経由してザイデングラードを下る。 涸沢付近は雪に埋まっているためアイゼンを付けて下った 3日目 涸沢から上高地 晴れ 順調に上高地バスターミナルに移動。平湯温泉行きのバスは無料化の影響か珍しく満席だった。

7月24日 日原川川苔谷逆川 沢登り

イメージ
東京奥多摩の日原(にっぱら)川の支流、川苔(かわのり)谷の逆川(さかさがわ)へ I、H、J、N、S の5人で行ってきました。わたしは今回が初めての沢登り。地下足袋と5本指ソックスはホームセンターで購入し、ネオプレーン手袋とスパッツ、沢登り用のフェルトわらじはお借りしていざ出発。 4:00 谷田部を出発(車)-6:18 鳩ノ巣駅(電車)- 6:25 奥多摩駅(バス)- 6:37 川乗橋下車 - 7:20沢への下降 - 7:45 入渓 - 逆川出合 - 大ダワ沢出合 - 13:00 川乗山ウスバ林道下山開始 - 15:20 鳩ノ巣駅到着 川乗橋で下車してから入渓場所まではゆっくりと40分ほど山を登ったところにあるレリーフの付いた大岩が目印。大岩の近くに立つミラーの脇から沢へ下降することができました。 逆川はたくさんの草木が生い茂り、夏の暑い陽射しを遮ってくれています。水量は多かったのかな?足もつかないような釜があったり、シャワーを浴びるような滝登りがあったりと、とても変化に富んでいます。苔は多い感じなので、滑らないように注意しました。地下足袋にフェルトわらじは苔に滑ることなく好調です。 逆川を遡る 釜を半分泳いで取り付く滝が多く、胸まで水に浸かりながら取り付いてみたものの、足元が滑り釜の中にずるずると滑り落ちることも。 足も付かないような釜では、心臓が止まりそぉ~と退散したこともありましたが、リーダーI の優しい笑顔と行け!のサインに2度の抵抗は許されないと思い、なんとか泳ぐこともできました。 倒木のかかった4mの滝 泳いでみると釜の水はとても気持ちよく、沢登りの楽しさを存分に味わえました。 釜を泳いで滝に向かう 歩くこと5時間。逆川最後10mの滝まで来たあたりで雲行きが怪しくなり、雷がゴロゴロと聞こえてきました。幸い雨も雷も一時的なものでしたが、もう十分に満喫したこともあり、川乗山の山頂は目指さずウスバ林道から鳩ノ巣駅へ下山です。 逆川の最後 10mの滝 地下足袋での下山ははじめての経験。足の裏が痛かったぁ~。 下山後は奥多摩駅近くの日帰り入浴場で足の裏をよくマッサージ。 はじめての沢登りはかなり楽しいものとなりました。