9月12日 丹沢 塔ノ岳

 今回は会員外の2名を含めた6名で丹沢の塔ノ岳に行ってきました。

 電車組と車組、8時半ごろに秦野駅で落ち合い、バスでヤビツ峠に向かった。最初のバスは満員で乗れなかったが、ちょっと待っていたら臨時バスが来たのでゆっくりと座って行けた。

 ヤビツ峠で準備をし、いざ出発。舗装された車道を少し歩き、富士見山荘の横から登山道に入る。二ノ塔、三ノ塔を目指し、樹林帯の急登をゆっくり登り始める。朝から快晴で暑いくらいだったが、木陰は気持ちいい。登りは延々と続く。二ノ塔近くなると樹林帯が切れて汗が噴き出してくる。この辺りから急に空模様が変わってきた。雷のような音も聞こえてきた。どうしようかと思ったが、どうやら自衛隊の演習場の音らしい。ということでそのまま進むことにする。

 三ノ塔で休憩を取り始めたら、聞き覚えのある声が聞こえてきた。HCのんびりの人たちだった。この日はミニバスハイクだという。大勢で楽しそう。

 三ノ塔から烏尾山へはかなり下り、その後アップダウンの繰り返しとなる。行者岳から新大日岳までは一部くさり場があったが、大したことはない。木ノ又大日でようやく営業している小屋を発見する。二ノ塔あたりからずーっとトイレを我慢していたT嬢がようやく一息ついた。そこを過ぎると霧が出てきた。天気が良ければ富士山や北岳なども一望できるということだったが何も見えない。霧で蒸し暑さ倍増。

 塔ノ岳山頂は広々としていて、大勢の登山客が思い思いに休んでいた。小屋も営業していて飲み物も買うことができた。

 鹿がときどき顔を見せて登山客の目を楽しませてくれた。だが、近年増えすぎて、食害で困っているらしい。登山道の横には鹿が入れないように金網を張って植林されていた。

 ここから、馬鹿尾根といわれている大倉尾根が始まる。高低差1200m。アップダウンなんてない。ひたすらの下りだ。下り始めは中途半端な歩幅の木道が延々と続く。その後、段差のある、石を敷き詰めた階段状の道がまた延々と続く。これが結構ひざに来る。想像どおりのうんざりさせられる下りだ。途中結構早いペースで下ったと思ったが、大倉のバス停に到着したころにはすでに薄暗くなっていた

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