2月5日、那須朝日岳東南稜

2月5日、那須朝日岳東南稜にIT、J、U、Oで行ってきました。
大丸温泉駐車場7:00-峠の茶屋8:00-東南稜取付9:00-1P目取付10:00-朝日岳13:30-峠の避難小屋14:30-大丸温泉駐車場16:30

那須朝日岳東南稜

風もなく天気がいい。先行パーティーがあり駐車場からラッセルもなくつぼ足で登る。東南稜が正面に見える対岸でアイゼン装着、下部の堰堤に向けて下る。快適にアイゼンが効く。沢(明礬沢)からすぐに登り始める。ロープを出した1P目は25m程。泥岩状の崩れやすい岩で要注意だ。

1P目の核心部を登るJ、続くU

1P目終了後、約8mの懸垂下降、そして2Pの登りに

3P目の岩稜帯をりーどするIT

3P程ロープを出して登攀、風は強くないが待っているとさすがに寒い。岩稜帯を抜けて、その後はコンテで登る。アイゼン登攀にも徐々に慣れて来る。

ITとJのコンテ登攀

頂上直下は3級弱程度の登りだ。ロープを出す。岩に張り付いた雪が氷化していてアイスバイルのピックがよく効く。Oが持参した 新品のロープがキンクしていて解くのに時間を要す。思ったより時間がかかってて13;30頂上着。視界が効かずに風もつよい。記念写真を撮って早々に下る。

朝日岳頂上のIT、J、U

視界不良、強風の中、下山開始。

朝日岳山頂からは地形的に那須連山名物の強風をまともに受ける。上空は晴れているが局地的に視界が効かない。朝日の肩から剣が峰にかけて微妙な雪の斜面をトラバースする。稜線上はかなりつ強風。剣が峰の南斜面に雪崩の起きそうな箇所がある。念のため1人ずつスタカットで横切る。南側は風が弱まるが、北側に出た瞬間に猛烈な風だ。

剣が峰の南面斜面を雪崩を警戒しつつトラバース。

峠の避難小屋前で耐風姿勢を取るJ

那須茶臼岳をバックにUの雄姿

避難小屋で遅い昼食をとる。午後の遅い光線を受けて東南稜、剣が峰のシルエットを満喫しつつ駐車場へ。峠の茶屋でアイゼンを外す。

今回は天候にも恵まれ雪の付いた岩稜、アイゼン登行、那須名物の強風など短時間ではあったが内容豊富な冬山を結構楽しめた。
帰途、Oの知り合いの温泉宿で一日の疲れをいやしつくばへ。
以上


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