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3/25-26 甲武信ヶ岳

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本当は24-26の三日間で別のところに行くつもりでしたが、土曜日の天気が悪く断念。25-26で天気のいい所でかつ行ったことがない場所ということで甲武信ヶ岳に出かけてきました。改めて考えたら、雪山のテント泊で単独というのは今回が初めてなのでちょうど手頃だったでしょうか。 高速代浮かすために前日出発1:00に道の駅みとみに到着。6時に起床 7時に出発です。  道の駅みとみ 登山者用駐車場がいっぱい  西沢渓谷への道を30分ほど歩くと、西沢山荘(閉鎖)に到着。そこの横の道から登ります。結構最近にできた徳ちゃん新道という登山道らしいです。 しばらくは雪がなく歩いていると1500m越えた頃に積雪となり、踏み跡でルート上は凍っている箇所が多いので、1700m程度でアイゼンをつけて登りました。 1500m付近から積雪 上から下りてくる人と話をしたら、今日の朝は冷え込んだので歩きやすくなったと言っていました。前日は結構沈み込んで歩きにくかったそうです。この時期なのでトレースはバッチリ、メジャーな山なのであちこちに赤ペンキだらけで迷うことはない山です。 2000mあたり  意外と時間がかかり、13:00頃やっと甲武信山荘に到着。立派にならされている場所にテントを張りました。日曜日というのに今回単独3名、テント泊でした。その他単独2名、二人パーティ1組が日帰りで登ってました。 テント設営後 テント設営の後、山頂に出かけたけど、少し雲が出てしまったので視界が悪く眺望は望めませんでした。さっさと引き返しテントでだらだらと過ごします。 まず無線、神奈川あたりからかなり明瞭に聞こえますが、コールしても反応なし、つまらないのでさっさとやめ、ラジオ聞きながら本を読んだりしてしばらく過ごしました。夕方になったら今回持ってきたツマミで一杯。 おでんは意外といいね、つゆは最後スープとしてのめる。  結局21:00には就寝。翌日は5:30まで寝てしまった。 外を見ると快晴なので、朝ごはんを食べテントを撤収してからまた山頂へ向かいました。昨日と違ってあたりの山がよく見えます。ただ八ヶ岳だけ雲がかかっていて、八ヶ岳に出かけなくてよかったなと思った次第です。 山頂 7:30山荘まで戻って、荷物をもってそのまま下山。11:00に道の駅まで戻って今回の山行無事終了です。近くで温泉につかり夕方には自宅に帰って

早池峰山(2012年3月)

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3月の始めに早池峰山に登ってきました.昨年3月にも行ったのですが,強風のため五合目で敗退しました.この山はいつも風が強くて,登れるかどうかはほとんど風で決まると思っています.さて,今回は登らせてもらえるかどうか.... 岳集落の外れにある県道の冬期閉鎖ゲートです.ここから小田越登山口まで4時間あまりかかりました.それでも,2010年1月に登ったときは7時間かかったので,それに比べればまだましです. 小田越登山口から樹林帯が続きます. 三合目あたりです.こんなところで強風にでくわしたら逃げ帰るしかありませんが,この日はなんとか登れそうでした. 五合目です.昨年3月はここで諦めて帰りました.そのとき,私の他にもうひとり単独行者が来ていました.その人は,年が明けてからもう4回も来ているが,まだ山頂までは登れていない,というのです.そういう山なんです. 鉄はしごが2本連続してかかっています.これはその下の側です. 九合目付近のオオシラビソ林です.樹木の高さはそこそこあるのですが,深い積雪に埋もれているので小さなモンスターにしかなっていません. モンスターは小さくとも,なかなか良い景色です. 山頂です.赤い建物は早池峰神社奥社の社で,中に権現様(獅子舞)が収納されています.毎年6月のお山開きの日にはその権現様で早池峰神楽の権現舞が舞われます. いまや早池峰神楽はユネスコ無形文化遺産ですから大勢の人がそれを見るために登ってきます.人で混雑した山なんて大嫌いな私でも,このときばかりはなかなかいいもんだな~という気分になります.  だけど,3月に登ると,そんなことは想像もつかない景色になっています.

岩手山(2012年3月)

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SH@盛岡です(SHさんとは別人).3月16日から18日に2泊で岩手山に登ってきました.3月の岩手山は2度目です.初日は晴れていましたが,昼ごろから薄曇りに変わり,最高の天気というわけにはいきませんでした.それでも,悪いほうではありません.  5年前の同時期に来たときは車で馬返し登山口の200m手前まで入れたのですが,今回は県道との分岐点付近から歩く必要がありました.登山口まで1時間近くかかるのでおもしろくありませんが,今の季節4時間もかけて登山口まで歩かないといけない早池峰山に比べればたいしたことはありません. 六合目の目印,御蔵石です.急な斜面に引っかかっているので東日本大震災のとき落ちたのではないかと思っていましたが,そういうことはありませんでした.その前の岩手宮城内陸地震のときは大きな塊が割れて形が変わりました. 七合目の手前で見たシュカブラです. 火山性ガスが噴出しているところです.こういうところがあちこちにあります.岩手山は活火山なのです.数年前まで,火山活動が活発だったため何年間か登山禁止になっていました.火山活動の成り行きによっては,またいつそういうことにならないとも限りません. 山頂です.以前はここに「岩手山」と書いた立て札があったのですが,今年1月に来たとき無くなっていました.風で吹き飛ばされたのでしょう.向こうのほうに見えているのは早池峰山です.早池峰山には2週間前に登ったので,手を振って挨拶しておきました(観客のいない一人芝居). 不動平(九合目)避難小屋です.計画ではこの小屋を使うつもりでしたが,見に行くと冬用出入口を開くことができませんでした.どうやら,吹き込んだ雪が中で固まっているようです.そこで,いつものように八合目の小屋を使うことにしました.どちらにしろ一人暮らしなのでどちらでもかまわないのですが. 二日目(17日)は一日中ガス+強風でした.一度外に出て小屋を一周してみたのと,水用の雪を取りに出た以外はずっと小屋内で暮らしていました.  最終日(18日)は日の出の時刻にはまだガスでしたが,下山しようと出発してしばらくしたら晴れてきました.これ幸いとカメラを持ってあたりを歩き回りました. これは八合目には珍しい樹氷です.外輪山の南西斜面へ行けば,条件によっては樹氷群が見られますが,今回は行きませんでした. 八合目避難小屋です.昔,

3月11日 奥久慈湯沢源流~篭岩

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つくば=7:00つつじヶ丘駐車場-10:20篭岩-裏縦走路-表縦走路-15:15つつじヶ丘駐車場 I氏、H氏、Sの三人で奥久慈湯沢源流ハイキングに行ってきた。わたしは去年の夏振りの登山である。今回の登山ではルートファインディングを楽しむ ことも目的ではあったのだが、参考タイムが書いてある山地図ばかり使っていたわたしは地形図を読み取ることができず、同行者を見失わないよう笹 藪をかき分けるのが精いっぱい。今回の登山で地形図に書かれている情報を推理すること、自分が歩いているルートや現在地を地形図と一致 させることの難しさと楽しさを味わった。 地図とコンパスが頼りの日常から離れた感覚に登山の楽しさを久しぶりに感じることができた。 つつじヶ丘駐車場から見た男体山 抱き返しの滝を巻く へつり、どぼんしたくないと思うと難しい 捜索中 登山道に出た!! 今回登ったルート: 最初の二俣は水のない右が当初予定していたルートでした。

3月3日 中越 足拍子岳敗退

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今回のルート 日帰りで,ITさんHさんと土樽駅近くの足拍子岳(1408 m)に行きました. 土樽駅に駐車し,7:50に登山開始.天気は雪が少し降っていました.今回登る南尾根(実際には南西にのびている)は入山ポイントが分かりにくいが,土樽駅の前の橋の目の前を直登するのが正解のようです.トレースはなくラッセルです.雪質は,ザラメの上に新雪が20cmほど積もっており,斜面を登ろうにも崩れてしまうので登りにくい雪質でした. 急登の後,10:30に1142 mの平地を経て,足拍子岳南峰に向けて登りました.小ピークの後の平らな雪面では雪質によっては雪崩の危険があるでしょう.その上からロープを出 してスタカットで登りました.ザレたいやらしい所は完全に雪で覆われていたので楽でしたが,登りにくい雪質で苦労しました.雪庇は張り出しこそ小さいものの厚さは5m以上ありました.最 終的に1300mほどのところで雪庇の割れ目に行く手が 阻まれており.また時刻も13:30とこれ以上がんばっても南峰に着くの がやっとな ので,残念ながら敗退です.下山には2時間かかりました. 1142m周辺の平地(幕営に適) 雪面を登る私 雪を掘り進むHさん