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9/22 北岳バットレス四尾根

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9/22-23日の予定でHと会員外のおたまの二人でバットレス四尾根に出かけてきました。 四尾根と言えば、二年前に大崩落が起きたところ。最近また登っている人が出てきたので情報を仕入れて計画を立てました。 9/21 22:30調布駅にておたまをピックアップ。そのまま芦安まで移動 車中でいくらか仮眠。 9/22 4:30起床 いつの間にか人がたくさんいる。タクシーの始発組には入れなかったので、5:30バスに乗る。ここで今日明日の天気予報をチェック。すると土曜日の夜から雨、日曜日は一日中雨との予報に変わっているではありませんか!! これじゃ明日登るなんてできないねと計画を練り直す。今日中に登れないか、午後一時までに四尾根取り付きに行けたらそのまま登ろう。時間かかればそこでビバーグ。明日雨になっていたらそのまま下山。という計画に変更しての今回の山行となりました。 6:40 広河原到着 7:00出発 いつもより急ぎの足取りで進む。 9:00 二股 思ったより早くつく。ここで水を汲もうと思ったら沢が枯れている。仕方ないので少し上に上がった雪渓の端を流れているところまで汲みに行く。 天気は時々晴れ間が見える、今日中は持ちそうだ。ビバーグ覚悟の荷物だったので結構重い。これが今回クライミングで私の非力を十分に知らされることとなる。 B沢に出たのでそのままB沢を上がり左側に踏み跡あったのでそのまま登る。 そのうちバットレス下部が見えてくる。Cガリー大滝あたりに七名くらいのパーティが取り付こうとしているのが見える。今回、バットレスで見たパーティはこの一組だけ。 10:00 Bガリー大滝入り口に到着 Bガリー大滝入り口 10:30 準備をして本日最初のクライミング開始 1ピッチ目クラック沿いを登る。  下部1ピッチ目 Ⅲ級  続いて カンテ凹状(?)を登る。これも易しい。これで下部2ピッチは終了。 2ピッチ目 Ⅲ級  ちょっとしたテラスがありそこで一旦ロープをしまい取り付きまで歩く。すこしBガリー沿いに登ると左側に草付きで踏み跡があるのでそこを進むとCガリーに出る。その先には4オネと書かれた文字が親切だね。  案内標識  でそのとおり進んでちょっとした岩場を登ると四尾根取り付きテラスに到着した。 11:40 登るには十分の時間だ! このまま登攀開始となる、。11:50スタート

唐松岳・五竜岳

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日付:9月16・17日 メンバー:I、H、J、S 【一日目】8:50八方池山荘→第2ケルン→9:45八方池→丸山→12:10唐松岳頂上山荘→12:30唐松岳→唐松岳頂上山荘→15:00五竜山荘 歩行時間 6時間10分(休憩含む) 【二日目】6:30五竜山荘→7:30五竜岳→五竜山荘→西遠見山の池塘→中遠見山→小遠見山  →12:10アルプスだいら 歩行時間 5時間40分 (休憩含む) 前日20時につくばを出発し下山側の遠見尾根にある白馬五竜スキー場エスカルプラザの駐車場に0時頃に到着。100台は停められそうな広い駐車場にIとHは2人用のテントを張りJとSは車の座席をフラットにして就寝。 翌朝、八方尾根側に向かう為、エスカルプラザ駐車場から徒歩でみしろ駅に向かい大糸線で2つ先のはくば駅で降りる。 八方尾根ゴンドラリフトに乗り標高1800mの八方池山荘まで一気に上がる!ゴンドラ乗り場では荷物の計量があって、15kg以上はプラス200円の徴収に。 9:45八方池到着  ここまでは木道もありたくさんの観光客が訪れている。 八方池には逆さに不帰の嶮が映しだされていました。 これから登る唐松岳への稜線がくっきりとみえました。 唐松岳頂上山荘前はお弁当を広げる登山客で賑わっています。 前に唐松岳に昇っているJに荷物を見てもらい、I、H、Sで唐松岳を目指す。 12:30唐松岳到着 唐松岳を後にし、五竜山荘を目指す。 唐松岳と五竜を結ぶ稜線はよく整備されているが、岩場やガレ場があるため慎重に進みました。 15:00頃 五竜山荘に到着  テン場は狭く小屋のすぐ目の前までテントが張られいる状況。仕方なくテント幅ぎりぎりの小屋の軒下の通路に張ることに。トイレまでの通路でもあった為、通行人に迷惑が掛からないよう最大限の配慮をしたのですが、ちょっと迷惑だったかもしれません。しかしその夜の強風を思えばここにテントを張った事は正解でした。その夜、ものすごい強風に見舞われ、タープも風で取れかかる程。山の斜面に張ったテントの殆どに明かりが灯っていたのは、あまりの風の強さに眠れない思いでいたのかな? 6:30 悪天候の中、五竜岳目指して出発 五竜山荘から砂利道をたどって五竜岳へ。坂は少々きついが、足元の危うさはあまりない。 しかし登るにつれて坂は急になり、上部はガレ場となる。 ストックは不要になり岩の影

仙ノ倉山・西ゼン

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日付:2012年9月1日(土) メンバー:Mさん、うっちー 記録:7:05林道ゲートスタートー7:22群大ヒュッテー8:00入渓地点ー12:45源流ー(藪こぎ)ー13:45稜線ー14:20平標山山頂ー(平標新道)ー16:15入渓地点ー17:25林道ゲート  こんにちは、うっちーです。 今回は上越地方で、2つの巨大なスラブ帯を持つ、美しい流れの仙ノ倉山・西ゼンに、Mさんと二人で登って来ました。 西ゼンと言えば特に沢屋さんでなくても一度は聞いたことのある有名な沢ですが、何よりそれを特徴付けているのは、数百mにも及ぶ、巨大な2つのスラブ帯。 巨大なスラブ帯ってねえ、言ってみれば、巨大な滑り台みたいなもんですよ、ええ。 どんなガイドブックを見ても、スリップは許されないと書いてあります。 人間ミスはつきもの。人生ミス続きの僕には命がいくつあっても足りないなあと少々ビビりながらも、せっかくの名渓ということで行って来ました。 林道のゲートから歩き始め、20分ほどで群大仙ノ倉山荘が見えてきました。 ここから橋を渡ったところで、平標新道の山道に入ります。   平標新道を40分ほど歩いたあたりで、仙ノ倉沢の入渓地点になります。 僕はこのところ、毎週末沢に行っているので疲れが残って、すでにバテ気味です。 そうなると集中力が切れてしまうので要注意です。   こういった小滝とも言えないようなスラブが出てきます。   まだ、第一スラブにも来ていないのに、もうこの沢全体がスラブっぽいですね。 このあたりは何という事もなく通過。   ここが東ゼンとの出会いにあるスラブ。中央寄りを登ろうとしたのですが、出だしでつるつる滑って歯が立たない。ちょっと疲れが残っていて気力も充填してなかったので、ちょっと気力が萎えました。 まだ死にたくないし、この先、第一スラブできっと滑りそうな気がするし〜(´・ω・`)で、躊躇していたら、Mさんから「巻けるから」と言われて、気を取り直して、右側の草付きを登りました。   つるつる滑ったのはさっきのスラブくらいだったみたい。 でも僕の沢足袋は、もう20年くらい前に買ったもので、フリクションがあまり効かないことが判明。無理せず巻けるところは巻いたのでした。   第一スラブ前の滝、意外にもスラブよりも立っている滝のほうが好きかも。   いよいよ、第一スラブ。 けっこう、ちゃんと