2014年8月12日〜8月14日:『北鎌尾根』改め『槍ヶ岳&子槍』

メンバー:IH,IJ,YYの3名
天気図とにらめっこしながらお盆休みに出発日を決めかねていた。
台風は過ぎ去らないし、過ぎ去ったあとも好天が望めそうにない。
意を決して、8月11日(月)夜につくばを出発した。8月12日は悪天を覚悟して,翌日13日が晴れることを期待してのことだ。
8月12日(火)
 夜中の2時過ぎに『平湯:アカンダナ駐車場』着、雨はまだ降っていない。
5時過ぎに出発の準備を始めた頃から雨が降り出し本降りになった。
予定通りの悪天で上高地を出発したが、思いのほか人が少ない。
いつもの道をいつもの時間で横尾まで3時間で到着した。
ここから約3時間で今日の幕営地『ババ平』だ。すでにYYのアプローチシューズはビタビタの水没状態でした。
お昼過ぎにテン場に到着。槍沢小屋跡のテン場は満杯で河原にテントを張った。
雨が小降りになっても全身ずぶ濡れで少々寒い。
夕方に雨がやみ、あたりを見渡すとテントがぎっしり張られていた。
お盆休みの社会人と台風で延期になった学生の合宿が重なったようだ。
ここは携帯の電波が入ったので、天気図をチェックした。
予想は明日は間違いなく好天だが、明後日はどうやら曇天または雨のようだ。
北鎌へのアプローチは問題がないけど、明後日のホンチャン(北鎌縦走)は悪天になりそうだ。
迷ったが結論は北鎌は中止し、翌日は槍ヶ岳を目指して『子槍登攀』と『大槍:槍ヶ岳』に決定。
8月13日(水)
予想通りの好天で月が煌々と輝いて星が見えない。
槍ヶ岳に向けて出発。
槍ヶ岳が見えてくるが、ここからが長い。経験しているだけにつらい登りだ。

槍ヶ岳の肩に到着、子槍は大槍:槍ヶ岳の後ろで見えない。大槍の横は孫槍です。

ハーネスを付けて子槍の取り付きに出発
取り付きに到着。振り返れば槍ヶ岳山荘、通ってきたバンドがはっきりとわかる

 登攀開始、IHがドタ靴でトップ、YY が続く。
2ピッチで子槍到着、北鎌尾根と大槍を望む。

すでに、積雲が出てきて悪天の兆候。

取り付き下部からザレ場を登って、槍ヶ岳の一般道?に出て山頂到着。
山頂からの子槍、裏銀座

明日の悪天に備えて、テン場:ババ平から横尾まで下山。
8月14日(木)
 横尾からいつもの道を歩いて上高地へ。
シャトルバスで平湯温泉に戻るも、YYが好きな『野天風呂:神の湯』が土砂崩れで通行止めのため、バスターミナルの温泉に浸かってお食事。
渋滞もなく、無事に筑波着。 みなさん、お疲れ様でした。(YY記)


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