2019年7月12-15日槍穂縦走
7/12-15 槍ヶ岳から北穂高岳まで縦走した。
参加者はYYとYN、YYの大学の後輩のMMさん(会員外)の3名。
かねてよりMMさんから大キレットに行ってみたいという希望を聞いていたので、この山行に先立ち、岩に慣れてもらうために両神山と妙義山に一緒に行ったりして準備を進めてきた。
7/11(木) 夜、新宿駅でMMさんをピックアップ。一路沢渡へ。
7/12(金) 沢渡駐車場からバスに乗り換えて上高地へ。小雨の中、上高地から明神、徳沢園、横尾を過ぎ、槍沢ロッジへ。天気が悪い割には結構宿泊者がいたが、布団はひとり一枚確保することができ、入浴して、ゆっくり休むことができた。
7/13(土) 槍ヶ岳に向け、3時起床、4時出発。天気はそれほど悪くなく、雨は降っていなかった。
9時半、槍の肩の小屋前に荷物を置いてピークへ。登っている人も少なかったのでサクサクと頂上へ。頂上からは重く垂れこめた雲海の上から富士山、南アルプス、八ヶ岳が突き出して見えた。雲の下はきっと雨なんだろうね。頂上でゆっくり写真を撮ってから、再び肩の小屋へ。
11時すぎ、槍ヶ岳を後にして大喰岳から南岳へ。この区間は甘く見ていたが、想像以上にアップダウンが厳しく、距離も長かった。先ほどまでの晴れ間も消え、霧雨と飛騨側からの強風で身体がこごえ、南岳の小屋にたどり着いたときには心底ホッとした。小屋で受付をしていた時、小屋の人から明日6時ごろは土砂降りの予報だよ、と言われ、早朝に弁当を食べて出発する予定を、普通に暖かい朝食を取ってから出発することに変更した。
7/14(日) 朝食後、出発のタイミングをどうしようかと思案していたが、小雨は降り続いていた。しかしそれ以上強くならないだろうとの予想を元に出発することにした。6時50分ごろ。
いよいよ核心の大キレットだ。小雨はなかなか降り止まなかったが、昨日のような風はふいていなかった。南岳からの下りは岩もそうだが、金属のはしごや踏み板も慎重に足を置けば思ったより滑らず、また、視界もほぼなかったので、高度感で恐怖を味わうことなく、どんどん進んでいけた。
昨日、北穂方面から来たという人から長谷川ピークは知らないうちに通り越してしまったということを聞いていたので、見逃さないように目を凝らしながら進んだ。”H”と書かれたその岩は突然あらわれた。これが長谷川ピークか。
有名な鎖(太い!)も現れ、金属の足場を頼りに下降する。
いつの間にか雨も止み、晴れ間も見えてきた。飛騨泣き手前の平坦な場所では雷鳥の親子に癒され、珍しい高山植物に和まされる。(雷鳥のヒヨコはシャッター音に反応してか岩の下に潜り込んでしまった!)
飛騨泣きからはひたすら続く岩の登りだ。白いペンキの○印を追ってどんどん高度を稼げるが、長い登りにうんざり。登り切ったところに北穂高小屋があった。ここでは本降りの雨で軒先ではゆっくり座ることもできなかったので、雨具と靴を脱いで中で昼食とする。
当初の予定ではここから涸沢岳を経て穂高岳山荘に行くつもりだったが、遅くなってしまったので、涸沢方面に下りることにする。
北穂沢の下りもなかなかきつい。いくつかの鎖場を過ぎ、まだ結構残っている雪渓をくだり、涸沢小屋に到着。予約していなかったが、無事泊まれることになった。
15日(月) ゆっくりと朝食をとり、横尾経由で上高地へ下る。沢渡で車に乗り換え、竜島温泉せせらぎの湯で旅の疲れを落とし、帰路についた。
参加者はYYとYN、YYの大学の後輩のMMさん(会員外)の3名。
かねてよりMMさんから大キレットに行ってみたいという希望を聞いていたので、この山行に先立ち、岩に慣れてもらうために両神山と妙義山に一緒に行ったりして準備を進めてきた。
7/11(木) 夜、新宿駅でMMさんをピックアップ。一路沢渡へ。
7/12(金) 沢渡駐車場からバスに乗り換えて上高地へ。小雨の中、上高地から明神、徳沢園、横尾を過ぎ、槍沢ロッジへ。天気が悪い割には結構宿泊者がいたが、布団はひとり一枚確保することができ、入浴して、ゆっくり休むことができた。
7/13(土) 槍ヶ岳に向け、3時起床、4時出発。天気はそれほど悪くなく、雨は降っていなかった。
9時半、槍の肩の小屋前に荷物を置いてピークへ。登っている人も少なかったのでサクサクと頂上へ。頂上からは重く垂れこめた雲海の上から富士山、南アルプス、八ヶ岳が突き出して見えた。雲の下はきっと雨なんだろうね。頂上でゆっくり写真を撮ってから、再び肩の小屋へ。
11時すぎ、槍ヶ岳を後にして大喰岳から南岳へ。この区間は甘く見ていたが、想像以上にアップダウンが厳しく、距離も長かった。先ほどまでの晴れ間も消え、霧雨と飛騨側からの強風で身体がこごえ、南岳の小屋にたどり着いたときには心底ホッとした。小屋で受付をしていた時、小屋の人から明日6時ごろは土砂降りの予報だよ、と言われ、早朝に弁当を食べて出発する予定を、普通に暖かい朝食を取ってから出発することに変更した。
7/14(日) 朝食後、出発のタイミングをどうしようかと思案していたが、小雨は降り続いていた。しかしそれ以上強くならないだろうとの予想を元に出発することにした。6時50分ごろ。
いよいよ核心の大キレットだ。小雨はなかなか降り止まなかったが、昨日のような風はふいていなかった。南岳からの下りは岩もそうだが、金属のはしごや踏み板も慎重に足を置けば思ったより滑らず、また、視界もほぼなかったので、高度感で恐怖を味わうことなく、どんどん進んでいけた。
昨日、北穂方面から来たという人から長谷川ピークは知らないうちに通り越してしまったということを聞いていたので、見逃さないように目を凝らしながら進んだ。”H”と書かれたその岩は突然あらわれた。これが長谷川ピークか。
有名な鎖(太い!)も現れ、金属の足場を頼りに下降する。
いつの間にか雨も止み、晴れ間も見えてきた。飛騨泣き手前の平坦な場所では雷鳥の親子に癒され、珍しい高山植物に和まされる。(雷鳥のヒヨコはシャッター音に反応してか岩の下に潜り込んでしまった!)
飛騨泣きからはひたすら続く岩の登りだ。白いペンキの○印を追ってどんどん高度を稼げるが、長い登りにうんざり。登り切ったところに北穂高小屋があった。ここでは本降りの雨で軒先ではゆっくり座ることもできなかったので、雨具と靴を脱いで中で昼食とする。
当初の予定ではここから涸沢岳を経て穂高岳山荘に行くつもりだったが、遅くなってしまったので、涸沢方面に下りることにする。
北穂沢の下りもなかなかきつい。いくつかの鎖場を過ぎ、まだ結構残っている雪渓をくだり、涸沢小屋に到着。予約していなかったが、無事泊まれることになった。
15日(月) ゆっくりと朝食をとり、横尾経由で上高地へ下る。沢渡で車に乗り換え、竜島温泉せせらぎの湯で旅の疲れを落とし、帰路についた。
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