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1月, 2008の投稿を表示しています

マウナケア山(ハワイ島)

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ラリグラスの会山行ではありませんが、ハワイ島のマウナケア山に行ってきました。マウナケア山への登頂と天体観測のスターゲイジングツアーに参加しました。 標高4,205mの山頂付近まで車で行けます。私にとっての最高地点がこんなに簡単に更新されてしまうなんて。。。 2,800m付近にオニズカ・ビジターセンターという施設があります。(下写真の小屋です) ツアーでは、一度ここで休憩して、車で山頂に向かい、サンセットを見てから、再びここに戻ってきて天体観測をしました。 茶褐色や灰色の土地が果てしなく広がっていました。草がなければどこかの星に降り立ったような気にさえなってきます。 ハワイでありながら山頂付近には雪が積もっています。 山頂付近には世界11カ国の研究機関の13基の天文台があります。日本のすばる望遠鏡もそのひとつです。 写真ではわかりませんが、雪の斜面にはいくつものシュプールが残されていました。 山頂からのサンセットは本当にきれいでした。刻々と色が変わり、最後は燃えるような赤い色で沈んでいきました。沈み始めてから終わるまではあっという間でした。 地平線付近のグラデーションはまるで虹のようでした。 星空も本当に素晴らしかったです。以前涸沢などで夜空を見上げたときに、その星の多さに驚きましたが、それ以上でした。これだけでもハワイ島に行った価値がありました。

ちょっと古いテント

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masaさんから,GPSの写真へのコメントの中で,他の道具の進歩,という話が出たので,初めて自分で買ったテント(ダンロップ2~3人用)の写真を探してきました.買った直後に自宅の裏山(大津市内)で試しているところです.それ以前の家型テントに比べて設営が楽で,組み立ててから場所を移動できるのがうれしかったのを覚えています.  しかし,テント本体がフレームにフックで引っ掛けて吊ってあるだけ(強風で外れることがあった)だったり,フライがグラウンドシートと同サイズ(雨が少しでも風を伴うと本体が濡れる)だったり,今時のテントと比べるとツッコミどころがいくつかありました.もちろん重量も今とかなり違います.  買ったのは1978年2月22日,ということは,間もなく30周年です.何か記念式典をしないといけません.まだ使える状態で保存しているので,どこかで張ってみましょう. ちなみに,今使っているエアライズ2はこちら.これは2000年3月に上州武尊へ行った(山頂には到達できなかった)ときのもの.内部の写真は同じ年ですが別の山行です.

冬の加波山~雨引山(1/19)

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筑波山の北に位置する加波山から雨引山までを往復してきました。このルートは、これまで何度も歩きましたが、アップダウンが連続して、なかなか楽しめる低山縦走路です。標高が低く、木々に覆われて風が遮られ蒸し暑いので、今が一番いい時期かもしれません。 今回は加波山の麓の加波山神社に車を停めました。 北側斜面や木陰などには数日前に降った雪が残っていました。ランニングシューズだったので、気をつけなければ滑ってしまいそうで、走ることはできませんでした。 雨引山からの筑波山です。真壁の町も一望できました。今回のルートで一番の眺望です。 気温は低かったのですが、風はなく陽だまりはぽかぽかしてました。雨引山頂でちょっと休憩。 往路は採石場の脇を通るルート、帰路は加波山山頂を経由して三合目の鳥居の脇を通るルートを利用しました。 三合目付近に「天狗之庭」という宗教施設があります。金網と有刺鉄線で中には入れません。全く人の気配はなく、ずいぶん廃れているようです。 う~ん、暗くなってからはちょっと近寄りたくないです。 今回は約15kmのコースでしたが、4時間以上かかってしまいました。雪があったとはいえ、ちょっとかかりすぎか。。 加波山神社駐車場(10:00)-加波山神社(10:50)-雨引山(12:00)-加波山神社(13:30)-加波山山頂(13:40)-加波山神社駐車場(14:15)

昔のポータブルGPS

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最近ではGPSが山の道具として普及しつつあります.職場の古い備品を探っていたらSONYのIPS-360というGPSが出てきました.取扱説明書には1991年と書いてあります.おもしろいので最新機種と並べてみました.左が私物のGARMIN Legend Cxです.  IPS-360は単三4本で2時間動くそうですが,Legend Cxは単三2本で28時間動きます.IPS-360は衛星を同時に4機しか受信できませんが,Legend Cxは12機同時受信できます.IPS-360は緯度経度を数字で表示するだけですが,Legend Cxは別売の日本地図が入れてあり,全国どこでも道路や10m間隔の等高線が表示できます.念のため書いておきますが,これはSONYが悪いわけではなく,17年間の技術進歩というのはこんなものだということです.むしろ,1991年当時にこれだけのものを作っていたSONYはたいしたものだといえます.だからといって,山へ持って行く気にはなりませんが (^^;  中央は仕事のため買ったGARMIN GPSmap 60CSxです.アンテナの飛び出したデザインが邪魔ですが,その分高感度なので許せます.

南会津・神籠ケ岳(1/5)

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南会津の神籠ケ岳(かろうがたけ)に行ってきました。 標高は1,376mとそれ程高くはありませんが、稜線からの見晴らしは素晴らしかったです。北東には磐梯山や安達太良山、南東には那須の山々が連なっていました。 会津100名山に指定されているようなのですが、登山道はありません。あまり立ち入る人がいないようでトレースはありませんでした。 ただ、ここ数日天気が良かったせいか、雪は落ち着いていて、比較的ラッセルはしやすかったです。 非常に良い天気でした。日焼け止めは必須ですね。 とにかくラッセル。 ひたすらラッセルの連続です。 結局時間切れで頂上に立つことはできませんでした。でも、また再び来たくなるような、とても良い山でした。 下野街道入口(7:20)-1032m三角点(10:15)-標高1270m地点(12:50)-下野街道入口(15:30)