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8月, 2019の投稿を表示しています

那須塩原 スッカン沢、桜沢遡行  8月24日

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https://laligurans.blogspot.com/2019/08/824.html PAQさん、YNさん、Hでスッカン沢、桜沢の沢登りに行ってきました。 山の家たかはらから遊歩道を下り、咆哮霹靂の滝に向かいます。 北側斜面を1時間ほど下ります。 桜沢の途中にある雷霆の滝。 スッカン沢遡行開始!水が青くてきれいです。 前日の雨の影響か、水量は多め。 なかなかの水の勢いで、足を取られそうになりました。 ところどころヌメリもあり、要注意です。 雄飛の滝。迫力がありました!ここで引き返し、 遊歩道を使って咆哮霹靂の滝まで戻り、今度は桜沢遡行。 咆哮霹靂の滝。水量が多いので、咆哮の滝を登りました。 スタンスはあるものの、ヌメリもあり、念のためロープ使用。 上がると、美しく明るい、快適なナメ‼‼ とにかく快適‼ 楽しいナメ‼ きれいな水。 雷霆の滝。こちらも水量十分。 おしらじの滝。昨日の雨のおかげで、幻の滝も見ることができました。 スッカン沢、桜沢ともに快適な沢でした。

2019年8月16日 マッターホルン(4478m)ヘルンリ稜ガイド登山 ソルベイ小屋(4003m)

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朝4時、地元ガイドと登る登山者、他の地域のガイドと登る登山者、ガイドなしの個人登山者の順で出発するというのがヘルンリ小屋のルールで、YYが一番早い組で出発するのを見送った。私とガイドのバンディはどうせ渋滞してるからゆっくり出発しましょうということで5時ごろに小屋を出た。 小屋から5分ほど行ったところに最初の壁があり、私たちが到着したときにはまだ順番待ちの列ができていた。ひとりの女の子がそこで滑落して、指を切ったため、登頂を断念した。 これは前日の写真。右のクラックを登っていくが、金属の足場が 付いている上に、太いロープがぶら下がっている。 これも前日の写真 下って来る人、下見に行く人が見える 暗がりの中、ヘッドランプの明かりを頼りにどんどん高度を稼いでいく。ガイドが杭や岩角にロープを巻き付けてビレーをとりながら、細かいスタカットで登っていく。感覚的にグレードは3級程度なので、難しいところは特になかった。ただ、今回私たちはソルベイ小屋までと決めていたので、ゆっくりしたペースで、特に息切れすることもなく、途中休憩をとりながら登ったので、そう感じただけかもしれない。先に登った人たちはたぶんガイドに急かされながら、必死に登っているのだろう。 マッターホルンから見るご来光 前日のモルゲンロート 途中、朝日が昇ってきた。私たちはきっと前日、町から見えたモルゲンロートの中にいるんだろうと思うと感慨深い。 感慨に浸りながらしばらく登り続けていると、上からチャオと声をかけられた。見上げるとそこにマイケルがいた。え~何で??と思ったらYYもそこにいて、太ももが痛むので登るのを断念したとのこと。丁度そこはソルベイ小屋。私の今日の目的地でもあった。 ヘルンリ小屋を出てから2時間15分。この調子で行けば登頂できたのに、アイゼンのない私はそれ以上は行けない。 ソルベイ小屋  悔しいけど、ここでおしまい あとちょっとなのに 下山開始 右上はソルベイ小屋 青いザックが私 太いロープを掴んで下降 トラバース 10時前にヘルンリ小屋に到着。ケーキをつつきながら乾杯する。 ガイドたちに私たちは年を取りすぎているので、もうリベンジするチャンスはない!と言ったら、以前登ったお客さんで75歳のおじいさんがいたよと励まされてしまった。 またお金を貯めて、来れたらいいなあ!来たいなあ!

2019年8月15日 マッターホルン(4478m)ヘルンリ稜ガイド登山 ヘルンリ小屋(3260m)

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8/15 とりあえずマッターホルンに近づきたくてヘルンリ小屋まで行くことにした。 ロープウェイのツエルマット駅からグレイシャーパラダイス手前のシュヴァルツゼー駅で下車。ヘルンリ小屋を目指す。 ヘルンリ小屋到着 6人部屋 午前中に到着して、ベランダでマッターホルンを眺めていたが、どうしても登るのをあきらめたくなくて、YYのために先に到着していたガイドのマイケルに、明日途中まででもいいので、連れて行って欲しいと懇願して、もう一人ガイドに上がってきてもらうことにした。 夕方、急きょ登ってきてくれたガイドが到着し、夕食を取りながら打ち合わせをした。今回アイゼンもヘルメットも持たずにここまで来たので、とりあえずヘルメットは小屋で借りることとし、ソルベイ小屋(避難小屋)までならアイゼンは不要なので、そこまでとすることにした。

2019年8月13日 ブライトホルン(4164m)スイス 高所順応 テスト山行

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マッターホルンガイド登山の事前練習登山2回目。ブライトホルンハーフトラバースで高度順応とアイゼンを付けた雪壁と岩稜登攀の技術を確認してもらいました。 今回はグレーシャーパラダイス行きのロープウェイのツエルマット駅で前回と同じガイドのマイケルと合流。ロープウェイを何本か乗り継いで、グレーシャーパラダイス駅へ。 8月というのに一面の雪景色。辺りはスキーヤーのためにきれいに整地されていた。 駅前でロープを付けて出発、しばらくスキー場に沿って緩斜面を下り、氷河に入る。氷河ではところどころクレバスの亀裂をまたいで通過する。クレバスは覗いてみたら結構深そうで、こわごわ越える。 左に見えるのはマッターホルンの東面、右はクラインマッターホルン ブライトホルンの東稜の麓にたどり着くと大勢のテスト登山者が集まっていた。登り始めはいきなりの固い雪壁。ピッケル1本で、3ピッチ登るが、ふくらはぎがつりそうで、休み休み登る。 稜線に出るとほとんど雪のついていない岩稜のアップダウン。アイゼン着用での登降はきつい。息をきらしながらガイドに付いていく。 頂上付近は雪付きのナイフリッジ。ガイドに遅い遅いと言われながら、必死に付いていく。 頂上からの眺望はすばらしかった。マッターホルンだけではなく、モンブランまで見える大パノラマ。 下りは始発点のグレーシャーパラダイス駅を目指して雪の斜面をひたすら下る。ピークを目指す人も大勢登ってきていて大賑わい。写真に見える雪上の黒い点は全部ヒト。 今回のテスト登山では、歩行が遅くて、マッターホルンに登るなら倍の速さで歩かなきゃいけないと言われてしまった。今日のスピードでいっぱいいっぱいだったので諦めるか。

2019年8月11日 リッフェルホルン(2927m)スイス 岩登りテスト山行

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ガイド登山でマッターホルンに登る前に、私たちの技術をガイドに確認してもらうため、リッフェルホルンに行ってきました。 朝7時、ゴルナーグラート鉄道のツエルマット駅でガイドのマイケルと合流。ローテンボーデン駅で下車し、駅直下に見える岩山に向かう。駅とは反対側の南側に回り込んだところで取りつくことになる。 駅から見下ろしたリッフェルホルン(左)とマッターホルン(右)  取りつきに表示されているプレート ガイドが全行程トップで登り、われわれはセカンド、サードで登る。 先行グループ 山頂 背面はマッターホルン (YN、YY、マイケル) 冬用の登山靴で取りついたため、うまく登れるか不安だったが、岩が乾いていてホールドもしっかりしていたため、不安は無用だった。3級程度4ピッチ。岩登りに関しては問題ないとお墨付きをいただいた。 下りはクライムダウンで下山したが、岩に正対しようとすると前向きで下りた方が安全だよと注意された。いつも急な斜面では正対して下っていたため、これは意外だった。